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火の神が棲む霊峰・アグン山。火山が活発化した現在と今後の状況は?

 

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バリ島で最も高い3,014mの活火山、アグン山。近年では火山の噴火によりングラ・ライ空港が閉鎖、周辺住民が避難生活を強いられたほどです。その影響でバリへの観光客も激減したとされています。

ただし2018年現在、火山危険レベルが1ランク下がってレベル3になり、観光客も徐々に戻ってきて、従来のバリらしい観光風情を取り戻しつつあります。
たとえ火山が噴火したとしても、バリ・ヒンドゥーの方々にとっては昔も今も聖なる山。火の神が宿る場所として、信仰を集めています。
この記事では、アグン山の詳細と、これまでの過程、今後の展望をレクチャーしたいと思います。

地元住民にとっては信仰の対象であり、霊峰とされているアグン山とは

実は、バリ・ヒンドゥー教徒にとってアグン山は、神様が宿る神聖な山。これは、山のある方向が神聖な方向として認識されているからであり、島内の名だたる寺院もアグン山を向いて造成されていることからも明らかです。南西の麓には、バリ・ヒンドゥー教徒の総本山であるブサキ寺院も設立されています。

バリの北東部に位置し、その標高は富士山にも劣らないほど。観光客の登山などはローカルガイドのナビがマストです(現在は安全が確認されるまで中止されています)。山頂にはヒンドゥーの神像たちが祀られています。その標高の高さから、至る所から姿を眺めることができますが、とくに朝の霧がかかった光景は幻想的なのでぜひカメラに押さえておきましょう!

アグン山へのアクセスなど基本情報

バリ島の北部に位置するアグン山へは、ングラ・ライ空港から車で約2時間30分。周辺観光も合わせてツアーやレンタカー、チャータータクシーで訪れるのがオススメ。ただし、2018年現在、山頂半径4km以内には立ち寄ることができません。遠方から眺めるだけでも十分に見応えがある壮大な光景なので、ドライブがてらにいかがでしょうか。

かなりのじゃじゃ馬(山)!? アグン山の噴火履歴をクローズアップ

アグン山の噴火は1963年から始まり、その後何度も噴火を繰り返しています。2017年には火山活動がさらに活発化。住民の避難や空港の閉鎖など、大きなニュースにもなりました。2018年にもマグマの噴火により空港が閉鎖。さすが火の神様、そのパワーは尋常ではないようです……。ただし、ウブドや南部エリアへのバリ島旅行には支障がなく、安全に楽しむことができますよ。

アグン山の今後は? 噴火したりするの? 旅行の際のアドバイス

2018年10月現在、火山活動は続いているというものの、エアなどは安定して運行されています。ただ、あくまでも今後も継続的な観察はマスト。アグン山はこれまでも噴火と鎮静が繰り返されていて、今後の見通しもつかないというのが現状です。

万が一空港が閉鎖されてエアが欠航になった時に備えて、エアの振替はあるのかなどの確認は事前にしておきましょう。旅行会社や航空会社がエアの振替や宿泊施設の手配などにも応じる措置を取ってくれることが多いですが、時間に限りがあるトラベラーにとってはスケジュールが狂ってしまって致命的ですよね。しっかり日頃からインターネットなどで情報を仕入れておく必要がありそうです。

バリ・ヒンドゥー教徒の総本山・ブサキ寺院から眺めるアグン山も眼福!

アグン山の中腹に建つブサキ寺院。大小30もの寺院からなる複合寺院でバリ島1のパワースポットとしての呼び名も高いです。バリ・ヒンドゥーの三大神(シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマナ)を祀っていますが、寺院内は立ち入り禁止。周囲からその様子を見物できる仕組みになっています。バックにはアグン山を臨むことができ、格好の撮影スポット。
そして……実はこのブサキ寺院、世界遺産の申請を拒否し続けている幻の世界遺産なのです!
なぜ拒否し続けているのか? その真相は実際訪れた際に納得できてしまうかも!?

なお、高いガイド料を請求されるなどといった噂もありますが、現状ではかなり改善されている模様です。また、サロンの着衣は必須なのでご注意ください。

山&スピ好きなら、死ぬまでに一度は訪れてみたい霊峰。その崇高な佇まいを眺めるだけでもパワーがみなぎります!

噴火、空港閉鎖など不穏なニュースが流れがちな近年のアグン山ですが、元々は火の神様が棲む山。ローカルの方たちは「何かあっても神様が守ってくれる」と物事を重く考えすぎないようにしているという声も聞きます。

ただ、旅行となっては自己責任! ベストなタイミングを見計らって訪れたいものですね。
ただし、付近まで足を伸ばさずとも、その神聖なる荘厳な姿は一見の価値あり。近々バリを訪れる予定がある方は、他のスポットから眺めるだけでも神の恩恵に授かることができるでしょう。

また、エアでバリに行く際には上空からアグン山を眺めることができるので、その山容を目に焼き付けるのもお忘れなく! 飛行機の中にいながら観光気分を味わえますよ。

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